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人は誰かに生きる勇気を与えるために生きている。誰かに勇気を貰いながら。by宇宙兄弟

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市の介護ステーションから依頼を受けた利用者さんは

癌が脚にあって命と引き換えに右脚の切断を余儀なくされた方。


『脚を失っても、生きていきますか。

                      それともこのまま死を待ちますか。』


そう医者に告げられたそうだ。



昼はもうやってないのだけど

かつて私たちのお手伝いのボラに来た方だとケアマネに言われて

単純にお断りするのが憚られた。



紹介を受けて伺った日の印象は

非常に悪くて

まだまだ足を切断した心の傷は癒えてなかった。

人の話が聴けないのだ。




訪れるたびに色々と話し

        あれから何ヶ月が過ぎただろう。



ここに来てやっと頑なだった心が解けたのか

『行けなかったら来てもらえばいい。』

そうおすすめしたように

友人たちも彼女の家を訪れるようになった。



今はやっと彼女が元の自分の場所を取り戻したように思う。



もちろん

かつてとは自分の立ち位置は

随分と変わってしまったのだろうけれど

それでも、そこに当たり前の顔をしていられるようになったのだ。



今は たまーに暗い顔をしているときに

話していく

『痛い思いをしても生きているんだもの。

                      もっともっと日々楽しまないとね。』


まずは  かつてと同じ所に居られること。

でも、そこからまた何かを見出して

新しい場所へと人は歩き出すのかもしれない。



みんな辛い時間はあるものだと

振り返ってみれば

たくさんの人に自分が支えてもらった

辛くて、でも幸せな時間を思い出すのです。



おやすみぃー。

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何もない梅雨の1日

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最近は無限ループのように思える淡々とした日々と

格段の差がある日のギャップを楽しんで生活しています。


かつては毎日が思いっきり

『たった一度の今日だ』と思えるように

スペシャルな毎日を送りたかった筈なのですが

今はたまにある『思いっきり楽しめる1日』がやってくるのを楽しみに

何日かをコツコツすごすのが意外にも豊かに思うのです。



思いっきり楽しめる1日とは

例えばわんこと散歩が好きなだけ出来る日だったり

テニスがある日だったり

行きたかった場所にやっと行ける日だったり

たまに会える友達と会う日だったり


その日までの過程には

今日という淡々とすごす日があって

朝起きたら野菜やハーブに水やりを欠かさないことや

手抜きせずコーヒーを淹れたり

わんこを優しくなでたり

夕御飯を食べて家で寛ぎながらも

明日のことを考えてる時間があって


日中はせかせかと動いてみたりする日常が

すごくいいんじゃないかと思っていたりしています。


そして今日は

楽しみだったテニスが

雨で中止になって

ちょっぴり残念だけど

のんびりとした梅雨の日だったんです。


おやすみぃー。


みずきの葉がとても美しい季節です

(そう言えば...これを撮った日は梟を撮りに来た若い自転車乗りの学生さんと野鳥談義をしてました)

相変わらずの『金曜日はテニス』...ってこれって何年目?

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今日も金曜日。

昨日までは雨かと思ってたら晴れて久々にできるテニス。


今日も自分のイメージにあるストロークやボレーが

ちゃんと表現出来きるかと

車でコートに向かいながら自分にワクワク期待中。


毎日は打つことができなくなって

そのショットの不安定さにショックを隠せなかった日々を超えて

今はそんな自分も

許せるようにも認められるようにもなって

また打つ一球一球が楽しい。



今はかつてより走れない、反応遅い、筋肉量も足りず

人生初 嘘みたいにあった握力まで足りてないけど

また明日に希望を持って向き合えるようになってきた。



(ほんとは10年前みたいに上手くなりたい一心で脚が攣りきるほど1日中打ってたいけど...。)


あの時ひじょーに難しく思えてた球が

ちゃんと表現できるようになっていたり

絶対無理と思ってたキャリオカステップが

身体の動きに自然でいたって簡単になっていたり

そのほかのステップいくつかも1つのラリーの中で選べたりもする。


習い始めた時とは雲泥の差。


ストロークもままならなかった下手くそだった私を入れてくれた

レッスンのチームメンバーや

何十年もお世話になっているコーチ達に感謝しかない。


試合にはもう出てないけど

『まだまだ上手くなりたい』

その楽しみを与えてくれる毎回の結果待ちが気長で

あまりにもフツーじゃない濃すぎるレッスンに感謝してる。


また今日も

頭上に高く上がったコーチからのロブを

クルッと後ろ向きに必死に追いかけて

『絶対に返してやる❗️』って思ったその思いは

試合に出てた時とちっとも変わらない。


その気持ちさえ失わなければ

きっと

まだまだ先は見えてこないのかも...。


はじめた頃に憧れてたラインは予想を大きく超え

そして

以前よりもっと好きになったテニス。


今も何年か前を振り返れば停滞ではなくちゃんと進化してる。


今日はロブを追いかけながら

錦織君みたいにいつか絶対かっこよく股抜きショットしてみせるって

そう決めた日であった...。



そう

テニスを習いはじめて

今年の春で20年が経ったんです。


初めの頃

どうしてコーチに習うの?

そんなスピンは必要ないって私に言ってた人たちの多くも

今はコーチのレッスン生になりました。


コツコツ続けるってのも楽しいと あっという間。




そう言えば

ずっとずっとテニス漬けの日々でした。


おやすみぃー。



 産まれたところを旅立つ日

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まだ梅の美しいころだったのですが

娘が引っ越して行きました。



一緒に暮らせたのは長かったはずなのに

なんだかちっとも思い出せません。



出発する何日か前

夕飯の後に2人でダイニングテーブルでそれぞれ寛いでいて

私が何曲もある自作の唄をいつものように気分よく口ずさんでいたら

いつの間にか娘が一緒に歌っていて

思わず笑ったんですが

「あー、こんなことがもう なくなるんだね。」って言って



その後はそれぞれ忙しく

日々すべきことに追われて



引っ越しの当日出かける時には

飼い犬がいつもとは違う空気を感じて

ワォーーンと遠吠えをしたようです。



当たり前にいた人がもういないという

この不思議な空気感の中で過ごして

はや1ヶ月がすぎました。

きっと新しい生活にも馴染んだころでしょうか。


わんこはあの日以来

前にも増して私に四六時中べったりで

家にいる時は片時も私のそばを離れません。



娘の幼稚園の時に先生が

『子供は未来に向かって生きていくんだよ。』

と言った言葉を

娘を産んだ病院で見た桜を思い出しながら

心に刻んでいる毎日です。



おやすみぃー。


TOMOSU RUN 解散会

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過去5回開催した陸前高田から釜石までを走るイベントTOMOSU RUN。

去年の11月の開催を最後に終了となりました。


それで先日今まで関わってくださったスタッフ達と打ち上げ。


やっとバタバタが終わったという晴れ晴れした気持ちと

真逆にたくさんの方々からいただいた

「こんなにいいイベントが無くなるのは残念」

という声にはちょっとおセンチな気持ちもあるんだけど...。


みんなまた知りあった前と同じに

それぞれの新しい場所へと突き進むっていうのもいいもんだ。


この6年の間に結婚した人も出産した人も

会社を変わった人も介護に関わる人もいて

それぞれの居場所は本人の想像を超えて変化していく。


私もだいぶ変化しているけど

今までよりはもう少し休日遊べそうなこれからが楽しみ。


メンバーとは仕事終わりの時間や休日に

都内でたくさん会議をしてほんとよくやったなって思ってます。

めまぐるしい日々でしたがたくさんの出会いがありました。



これからはそんなみんなとあちこちで遊ぶ予定。


ロゲあり、旅あり、食べまくりランあり、写真ありで色々。

とりあえずは宮古島で結婚したTOMOSU仲間の披露宴パーティーがすっごくたのしみな最近です。

(またみんなで会えそ~♪)



最後まで関われてよかったな。


おやすみぃー。